金剛山へハイキング”近畿の山々” 

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金剛山へハイキング

通称、奥河内と云えば、河内の奥方面に位置する、金剛山や岩湧山一帯を指しております。
行楽シーズンの秋、電車の車内のぶら下がりポスターで、山ガールやハイカーに向け、
“ヒールをすてて、近くて深い奥河内方面”へのハイキングコースの案内が掲載されています。

なかんずく、金剛山への登山コースは、沢山のコースがありますが、どのコースも登山者が多く、
初心者でも迷うことなく、安心・大丈夫です。
中でも西ルートの千早本道コースはメインコースで、金剛登山が60コース有ると言われるなかで
最も賑わっており、自然な景色を感じる事ができ、一押し、お勧めルートです。



千早本道のブナ林

 
登山口バス停を降りて、バス進行方向の反対にあるきます。 


ここを右に入り、まずは"まつまさ"(旧千早シイタケセンター)をめざします。


新しくできた足湯のお店の前を通ります。


左にトイレがあります。5合目付近のろし台跡までトイレはありません。


左は「まつまさ」正面は「高城茶屋(たかしろ)」です。
突き当たりを右に行きます。



直進します。右に行くと千早城址に行けます。


左の谷は行き止まり直進しセメント舗装された道を行きましょう。


左に行きます。右に行くと千早城址に行けます。

登山に際しては、危険な箇所はほとんどありませんが、本道以外のルートは危険を伴いますので、
お勧めではありません。また、ヒールを脱ぎ、登山靴を着用してください。

近鉄「富田林駅」からバス「千早ロープウエイ」行きに乗り「金剛登山口」で降り、椎茸センターから
沢沿いの登山道に入り、山頂を目指します。



千早本道

このメインコースは、立派に整備された”階段道”で迷うことは無いし、人気コースで沢山の人が
数珠繋ぎで歩いています。
途中に茶店もあり安心ですが、階段の数の多さに嫌気がさすかも知れません。



千早本道のブナ林


千早本道のブナ林

千早本道を行く、メインコースの所要時間は、1時間30分、ブナの大木の林が現れたらもう頂上は間近、
頂上には誰が何回登ったかを記念する大きな人名板があり、山頂広場(国見城跡)からは、はるか彼方に
関西空港島が遠望できます。



金剛山の山頂



山頂広場からの展望(大阪側)PLの塔が見えます



金剛山登山道マップ


・モデルコース
 モデルコース1 金剛登山口バス停 3Km 国見城址 1Km 展望台 1.5Km 伏見峠 2Km 金剛山ロープウエイ前バス停
 モデルコース2
 金剛山ロープウエイ前バス停 6分 金剛山駅 1.5Km 国見城址 3Km 金剛登山口バス停


金剛山登山を終えての後書き

1971年8月、仲間数人で金剛山を登山し、テント場で幕営しました。
金剛山は、富士山に次いで登山者が多い山です。
私たちの前後に登山者がおり、頂上を目指して数珠繋ぎに登り、途中で下山する様々な人々と出会いました。
なんとまあ賑やか登山コースと思ったのが、率直な印象です。

沖縄が返還される前年の1971年であり、私自身も夢や希望に溢れる多感な22才でした。
金剛山の山頂は、様々なグループが賑やかに幕営していました。
労働組合のグループがキャンプファイヤーを囲んで歌垣の輪を作り、
”沖縄を帰せ”のコーラスを合唱していました。”沖縄を帰せ”の歌声が耳に焼き付きました。
このコーラスを間近で聞き、沖縄が間もなく返還される高揚感に胸が熱くなりました。
金剛山の景色と伴にコーラスの音色が今も記憶に残ります。


山紫陽花



 
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