大和葛城山を歩く“近畿の山々” 

 

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冬の金剛山


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伝説のお菊松

犬鳴山で蛍狩り




大和葛城山コース

葛城登山口駅〜自然研究路分岐〜白樺食堂〜葛城山頂〜天狗谷〜葛城登山口バス停

奈良県と大阪府の境にあり、昔から奈良の人にとっては、「葛城山」と大和をつけずに
呼ばれるほど、親しみのある大和葛城山。
山頂は平地が広がっていて、大和三山や大阪はもちろん、京都まで望めるパノラマビューが
楽しめます。また、春に満開になるツツジの群落、秋のススキでもよく知られています。



大和葛城山の登山口は、大阪の河南町と奈良の御所にありますが、御所から登り、行きか帰りに
ロープウェイを利用し、御所に戻る人が大半です。
御所から登り河南町に降りる、または、河南町から登り御所に降りるコースも有ります。
大和葛城山は、有名な観光名所だけに、様々なコースの組み合わせがあり、コースの取り方で趣も
変わって来ます。



大和葛城山の標高は959.2m、登山道は整備されていて足に優しい小道です。
本コースの他、葛城山の北屋根を上り、ダイヤモンドトレールや自然研究路を
経由して上る
コースもあり、頂上付近のヤマツツジが有名です。
登山道は、斜面にくの字を描きながらゆっくりと標高を上げて行くコースです。
コースの至る処で、春は、ドウダンツツジやカタクリの花が美しく咲いています。


憩居處

葛城山ロープウェイ登山口駅に向かう途中の旧休憩所「道の横」(通称:水車小屋)

      
上は物見矢倉かな?下には水車もあります         青森県三内丸山遺跡の巨大建築物

葛城山ロープウェイ登山口駅に向かう途中にある旧休憩所「道の横」に並ぶ3階建の建屋は、
縄文時代に集落の中央に建てられた、青森三内丸山遺跡の巨大建築物のようでロマンがあります。
40年以上前に見た時と変わらぬ百年一日の光景ですが、なんの建屋だろうか?
様々な想像に思いを馳せます。



ロープウェイ葛城登山口駅の右手からスタート

ロープウェイの右手の道を進んでいくと北尾根登山道の分岐があります



右手の尾根上に向かって急登が続きます



ケーブル駅の横から大和葛城の斜面をくの字に登って行くと、斜面に生い茂る笹の中で
ミツハツツジやヤマツツジが顔を出しています。
和泉山系でお目に掛かれない、小粒の花弁が枝一杯に咲く大和葛城特有のツツジです。


ヤマツツジ

コースの途中でミツハツツジやヤマツツジが彩を添えます


ミツハツツジ


ロウザンツツジ

春はロウザンツツジやカタクリの花が美しい。初夏は山頂一面をツツジが覆う。



一目百万本のツツジ



ここでダイトレへのルートと、自然研究路・自然観察路とが分かれる



白樺食堂山頂下にある食堂です

ゆるやかな上りで白樺食堂付近に至ると、右手が頂上だ


葛城山頂



山頂の向こう側に金剛山が見えます


カタクリの花



天狗谷 沢などがあり、森林に囲まれた山道


葛城登山口バス停 バス停周りは、田園と田舎の風景が広がる

河南町の葛城山登山口へ降ります。長閑な田園風景が広がる、登山口バス停から富田林駅まで
路線バスが運行していますが、本数は一時間に一本と少ないため、事前にバス会社に運行時間の
問い合わせが必要です。



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