岩湧山へ行く”近畿の山々を歩く” 

 

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岩湧山(紀見峠〜滝畑)コース 




岩湧山(標高897.7m)は、河内長野市を代表する山であり、金剛山と伴に奥河内を代表する観光地の一つです。
岩湧山の登山コース沿は、たくさんの草木が花を咲かせており、コースを行く人を楽しませてくれます。
なんずく初夏は可憐なササユリが咲いています。また、山頂に木が生えていない岩湧山は、秋になると
山頂部をおおっている“すすき”の波打つ姿が見ることのできる、とても美しい山です。
そして山頂からは大阪平野と大阪湾を臨むことができます。
6月中旬から7月初旬であれば、
コースの所々で可憐なササユリと出会えます。



名 称  岩湧山(いわわきさん)
所在地  大阪府河内長野市 

標 高  897m 

アクセス  南海電鉄紀見峠駅下車 


岩湧山(紀見峠〜滝畑)コース 

紀見峠駅 → 紀見峠 → ボ谷ノ池 → ダイトレ砥石谷道分岐 → 岩湧山三合目 →

根古峰 → 阿弥陀山前分岐 → 五ツ辻 → いわわきの道下り口 → 岩湧山東峰 →

岩湧山 → 横谷・ネバシ谷方面分岐 → 扇山・夕月橋分岐 → カキザコ →

岩湧山登山口 → 滝畑ダム バス停ゴール地点 


南海高野線 紀見峠駅ホーム

南海紀見峠駅。昔からある小さな駅です。特急を除くすべての電車が止まります。
改札口は一カ所だけなので待ち合わせに便利です。

  
無人駅の南海高野線 紀見峠駅です。

駅の階段を降り、左に進むとすぐに踏切があり渡る。
その先の三石山と岩湧山の道標を右折する。

  

南海高野線の紀見峠トンネルを見て、道は左へ曲がる。



ここからしばらく、渓流・根古川沿いを歩く。



舗装された越ヶ滝林道を進む。左下に渓流の音が聞こえてきます。



東峰〜岩湧山山頂

ここまで周囲をくまなくウォッチしていたが、ようやくその時が来た。進行方向右手の木の前に、
ピンクの花が咲いている。ついにササユリと対面だ。

  

その先にも別の1本。光線の関係で写真は白くなってしまったが、
紛れもなく淡いピンクのササユリである。何とも可憐にして優雅な姿である。

  

杉林に延びる平坦な山道を行くと右側に展望台らしき場所があったが、木立に閉ざされて眺望はきかない。



6月中旬から7月初旬であれば、コース沿いの斜面のところ所に白やピンク色の笹百合が咲いています。
白いささゆり、薄いピンクのささゆり、ピンクのささゆり、それぞれに個性があり、野生の香りを放ち
静かに咲いています。その姿に
心が和みます。



山頂へはススキの丘をひと登りする。茅で覆われている尾根や山腹は山岳用語で「カヤト」と呼ばれるが、
この一帯はまさしくカヤトの丘である。文化庁が「茅の森」の解説板を設置している。



山頂までの斜面をよく見ると、ササユリの姿が見ることが出来ます。



山頂に至る階段は、あっちに一つ、こっちに二つと薄ピンクのササユリが彩りを添えササユリの
オンパレードです。

  

  

  

岩湧山の山頂で、ササユリが咲き始めました。




岩湧山頂の標石を眺めながら滝畑へ下りにかかる。



送電線路に沿ってジグザグに下りて行く。このルートも途中何カ所かにベンチが設置されていて、
小休止しながら歩くことができる。



ダイヤモンドトレールの石柱が立ち、根っ子道が現れ、左が切り落ちた細道に変わる。カキザコに到着した。
直進方向には進入禁止のロープ(禁止と書かれてはいないが、黄色黒のトラロープが張られていた。
ここを右折して、滝畑への進路は北に変わる。



川の流れが聞こえてきて、やがて路面が舗装に変わった。



ダイヤモンドトレールはゴールの施福寺がある槇尾山へと続くが、滝畑ダムの登山口へ下り立つ。



新関屋橋の下を流れる石川の河原にはテントが並び、家族連れやグループがキャンプを楽しんでいる。
バス停は緩い左カーブの路の向こうにある。

  

  





岩湧山ハイキングの後書き

滝畑ダムから岩湧山へ登る

知人からのメールに家族の近況報告の他に「岩湧山に行きます」と短く書かれていました。
仕事の都合もあり、ウィークディに一人での山歩きのようです。
岩湧山(いわわきさん)は、私自身、何度か山仲間とハイキングで行ったことがあります。
なだらかな稜線伝いの身体に優しいコースですが、それだけに印象に残らないコースです。

大阪府の河内長野市にある「滝畑ダム」を起点として、
南海電車の「紀見峠」駅までの約11.5キロのハイキングルート
(所要時間3時間50分)が、一般向けのモデルコースとして設定されています。


滝畑ダム

コースの起点となる滝畑ダムは、一級河川大和川水系石川の上流部耕地を含む
流域の治水対策やかんがい用水などの多目的ダム。
ダムによってうまれた人工湖には毎年、多くの渡り鳥が飛来。
とくにオシドリは毎年10月下旬頃から翌年3月初旬頃まで滞留して優美な姿を見せ、
「滝畑ダムのオシドリ」として新河内長野八景のひとつにも数えられるほどです。


滝畑ダム

岩湧山(標高897.7m)は、河内長野市を代表する山であり、金剛山と伴に奥河内を
代表する観光地の一つです。
岩湧山の登山コース沿は、たくさんの草木が花を咲かせており、コースを行く人を
楽しませてくれます。
山頂に木が生えていない岩湧山は、秋になると山頂部をおおっている“すすき”の
波打つ姿が見ることのできる、とても美しい山です。
そして山頂からは大阪平野と大阪湾を臨むことができます。



岩湧山山頂

岩湧山へ行く中高年向けの一番楽なコースは、岩湧の森にある四季彩館の
第1駐車場に車を止め、岩湧山へ登るコースです。

・第1駐車場〜岩湧寺〜いわきの道〜岩湧山・・・約1時間50分

・岩湧山〜急坂の道〜岩湧寺〜第1駐車場・・・約70分


四季彩館



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