電車で行く雲山峰“近畿の山々を歩く”

 

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雲山峰(山中渓駅〜雲山峰〜展望広場〜六十谷駅) 


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紀泉アルプスの雲山峰、大阪府の山中渓駅から銀ノ峰ハイキングコースをたどり、
四ノ谷山を経て雲山峰(490m)に至る、15kmのハイキングコースです。
丁度、JR阪和線の山中渓駅から一駅目の紀伊駅間を尾根伝いに歩くコースです。
銀の峰コースから登り、第一パノラマ台からの眺望が絶景です。
関西国際空港や、大阪湾の対岸に六甲山が一望、大阪市内に、神戸、明石海峡大橋まで見えます。




第一パノラマ台からの眺望



JR阪和線山中渓駅(無人駅)の改札出て、右に歩きます。いきなり景色がよいです。



踏切渡るとこっちだという標識がありますので、進みますと入口があります。






銀ノ峰ハイキングコースの入り口



第一パノラマ台から銀の峰ハイキングコースと別れ、雲山峰に向かいます。



紀泉アルプスは、山中渓駅から銀ノ峰への上り30分程は、やや急坂ですが、
後は稜線沿いの平坦なコースでアップダウンが少なく、足に優しい鈴掛けの小道が
続きます。


コース途中にある 紀泉アルプスの本コースと、銀の峰コースの分岐点にあたる
第一パノラマ台からは、眼前に紀淡海峡と関空の大パノラマが展望できます。



第一展望

コースは、なだらかでキュキュと枯れ葉が軋む音がする、”ソフトタッチのコース”です。
このコースは、稜線の両側に展望が開けて見通しが良く、森林浴が楽しめ、
どちらかと云えば初心者向きのハイキングコースです。



bankouのブログ-紀泉アルプス


雲山峰、(うんざんぽう)は、南北に走る和泉山脈としては南寄りですが、
紀泉アルプスの中央に位置し、雲山峰と云うその名の由来通り、雨乞山です。

紀泉アルプスの主峰で、山頂に雨ガ森大明神の石祠がある。古来より和泉の海を
行く船が航路の目標とした山で、雨が降る時には、まずこの山に雲がかかる
ことからこの山名がついた。
そして泉州の地名は、雨乞に由来する地名が多い、泉南郡熊取町の雨山は、
地元の人達から、この山に雲が掛か
ると雨になる、それで雨山と呼ばれる様に
なったとのこと。また、和泉葛城山の山頂にある神社は、
日照りに雨乞を祈願する
雨乞神社です。




雲山峰(490m)の山頂には石柱が立ちそれには、雲山峰 右大福山 左山中渓とあった。

山頂は、樹林とヤブに囲まれて展望はなく、八大竜王を祀った小さな祠があり、
ここから和歌山県側に入る。南西方向に進むと、青少年の森展望広場に着く。



地蔵山分岐

地蔵山分岐を過ぎるとすぐ右側が開け、青少年の森展望広場に着いた。



青少年の森展望広場

雲山峰からしばらく下って青少年の森広場に到着。



ここは、和歌山方面の展望が開け、少しモヤがかかっているが、
龍門山、高野山方面、紀ノ川から和歌山市街地が一望できる。



紀伊方面と六十谷方面の分岐

下山コースは、紀伊方面と六十谷方面とにここで分岐します。
下山は六十谷方面へ。



紀泉アルプスハイキングコース図



JR阪和線六十谷駅方面へと下山して行くと、木漏れ日が差す、谷筋の湿った湿地に
シャガの群生地帯があり、白鷺の姿に似た純白の花が群れて咲いていました。




鉄塔道をどんどん下り、大関橋に到着。



案内通りに六十谷駅へと向かいます。 



千手川沿いの車道を歩き、六十谷駅に向かいます。



JR阪和線の六十谷駅です。


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