犬鳴山から和泉葛城山へハイキング“近畿の山々 

 

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秘境天川村

大峰山 山上ケ岳

冬の高見山を歩く

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紀泉アルプスの雲山峰

初秋の生石高原

岩湧山に登る

大和葛城山

冬の金剛山

明日香村から多武峰

伝説のお菊松

犬鳴山で蛍狩り




犬鳴山から和泉葛城山へハイキング

修験道の山として知られる名勝地・犬鳴山の七宝瀧寺からさらに足を伸ばし、
車止めゲートから近畿自然歩道を五本松まで歩き、五本松から和泉葛城山展望台までは、
尾根伝いに約50分です。
展望台からの眺めは大変良く和泉方面は関西新空港・淡路島・神戸方面・大阪市内が見渡され、
南は紀ノ川・粉河方面が素晴らしく見渡せました。



和泉山脈の山々

犬鳴山から和泉葛城山コース 
犬鳴山温泉バス停 → 1.4Km 七宝滝寺 0.5Km 犬鳴山隧道 1.2Km 車止めゲート 1.2Km 五本松
3Km 和泉葛城山展望台 3Km 五本松 1.2K 車止めゲート 1.2Km 犬鳴山隧道 0.4Km 七宝滝寺 1.4Km
犬鳴山温泉バス停



ハイキングコース


南海バす犬鳴山バス停

JR阪和線日根野駅から約20分の終点バス停。名勝地・犬鳴山や犬鳴山温泉の最寄りバス停に
なっている。また、ハイキングコースで有名な七宝瀧寺への参道は紅葉が美しく、
シーズンには多数の行楽客が利用する。



犬鳴山バス停から温泉街を抜け、七宝瀧寺に向かう

犬鳴山は、泉佐野市にある犬鳴川渓谷を中心とした山域全体の総称。
修験道の山として知られる名勝地で
豊かな自然を持ち、大小合わせて48の滝や、
雄大な山岳景観や四季折々の美しい渓谷美を楽しめる。



都会の喧騒から、静寂の聖域へ、大師堂の先からは霊域になり石畳の道が犬鳴川沿いに続く。



犬鳴山・七宝瀧寺から入山する




この滝をはじめ、大小いくつかの滝が見えてきます



行者迎の門『瑞龍門』を通る


義犬

犬鳴山の義犬伝説は、今から1100年以上も昔のこと。猟師が鹿を射ようとしたとき、
お供の犬がうるさく吠えたて、怒った猟師は犬の首をバッサリ。
その犬の首は猟師を狙っていた大蛇に噛みついて息絶えたといいます。
猟師は自分を救った犬を供養するため、七宝滝寺で僧になり、
この話が犬鳴山の由来とされています。




左の石段を上がると五本松方面へ。右は七宝滝寺へ



七宝瀧寺に到着。護摩壇の奥に大きな身代わり不動明王


犬鳴山七宝滝寺

犬鳴山七宝滝寺は、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた日本最古の霊場で、渓谷一帯に修験道の行場があります。深い緑に包まれた境内にはお堂が点在し、神秘的な雰囲気。いたるところに祠や不動尊、地蔵などが見られ、あらゆる神仏が祭られているのが特徴です。


行者の滝

府外からも行をおこないにやってくる


行者の滝

行者の滝は、七宝滝寺という名前の由来である七つの滝のひとつ。現在でも滝に打たれる人の姿が見られます。


林道犬鳴線


犬鳴山隧道

ここに入って行く


車止めゲートを入る

林道が二俣に別れる分岐があり、林道ゲート止めの横から入り、
林道を進んで行く途中で左手側斜面に近畿自然歩道の入口があります。
林道から近畿自然歩道の山中に分け入り、登りが急な石段を歩きます。




ここを登って行く



近畿自然歩道の登りの石段


笹百合

急坂の所々に「ササユリ」が咲いており、心が和みます。


笹百合

白いゆり、薄いピンクのゆり、ピンクのゆり、それぞれ個性があり一人咲いています。


笹百合

6月中旬から7月初旬であれば、近畿自然歩道コース沿いの斜面のところ所に
白やピンク色の笹百合が咲いています。やがて石段を登りつめると視界が広がり、
”五本松”と云う峠道に出ます。


近畿遊歩道

近畿遊歩道の登りの石段、急坂を歩き五本松に着きます


五本松

昔、ここに五本の松の木がありました。


ハイランドパーク粉河

ハイランドパーク粉河大阪府と和歌山県の県境に位置するレクリエーション施設。
森林資源に恵まれた環境のもと、和泉山脈の美しい山並みを一望できる展望台や最大100名を収容できる
キャンプ場など、自然と一体になったアウトドアライフを満喫できる施設。




五本松からは、紀伊高原スカイラインと名付けられた舗装道を進む。スカイラインというほどの開放感は無く、
左右からの深い緑に囲まれた林道風の道だ。もっとも車も少なく、勾配も緩やかなので、歩きやすい。


山頂付近にある「八大竜王社」

大阪府と和歌山県との境に長く横たわる和泉山脈の中心的な存在が和泉葛城山である。
標高は、 858mです。


山頂付近西側の展望台

山頂にある展望台は、大阪市内方面から、関空・泉南方面、さらには粉河や紀ノ川河口方面まで見渡すことが
できる360度パノラマの絶景スポットです。



眼下に紀の川が展望できる



眼下に関空の連絡橋が展望できる


南尾根からの葛城山


犬鳴山から和泉葛城ハイキングの後書き

和泉葛城山への登山口である犬鳴山の温泉街を通り、渓流沿を歩き、お滝と葛城登山口の分岐から
登山口を登り、舗装された犬鳴山スカイライン(林道)を行き、犬鳴山トンネルを越え、
林道を登って行きます。

林道が二俣に別れる分岐があり、林道ゲート止めバーの横から入り、進んで行く途中で左手側斜面に
近畿自然道の入口があります。
林道から山中に分け入り、登りが急な石段を歩きます。

6月中旬から月初旬であれば、コース沿いの斜面のところ所に白やピンク色の笹百合が
咲いています。やがて石段を登りつめると視界が広がり、”五本松”と云う峠道に出ます。
ここからは、和泉葛城の尾根を走る稜線道を行きます。

和泉葛城山の山頂へ向う、五本松〜和泉葛城山間の葛城スカイライン(林道)は、
道の両側に展望が開け、アップダウンの少ない歩き易いコースです。

和泉葛城山からの下山は、岸和田市方面であれば、ブナ林コース(搭原方面)若しくは、
お地蔵コース(牛滝方面)があり、和歌山に降りるコースもあります。
また、コースを五本松まで戻り、貝塚市のそぶらに下山するコースや犬鳴山に戻るコース、
その他のコースがあります。



近畿自然道の山中に咲く、笹百合


 


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