秋祭りの静寂と喧騒
昨日と今日は、岸和田祭りです。曳きだんじりの祭礼が行われている周辺に人々が、
群がり雑踏し、だんじりの周囲は、熱気と喧騒の坩堝となりますが、だんじりから
少し離れると、人々の歓声や熱気はなく、そこは秋の風情と静寂に包まれます。
そして明日はもう彼岸の入りだというのに、ヒガンバナがまだ咲いていない。
どうやらこの夏の猛暑の影響らしいです。
夜空に名残太鼓が響く
9月の18日〜19日で岸和田のだんじり祭が終わり、一週間が経過しておりますが、
岸和田市春木町に、名残の祭太鼓が、ドド〜ンと鳴り響いております。
祭礼が終わったのに、泉佐野育ちの私には、ちょっと考えられない
驚くべき光景です。
祭礼が終り次第に、笛、太鼓、鐘の鳴り物は鳴らさず、ピッタと止め、
そして鳴り物を奏でない静寂の世界が広がります。
その様にして祭の喧騒から離れ、余韻を楽しみます。でもそれは私の生まれ育った
地域の常識、所変われば常識も変わります。一年中、祭礼に明け暮れる岸和田
だったら、祭礼後も太鼓を刻み、来年の祭りに備える。それもありなんだと、
それなりに感心しました。
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