祭礼日の変遷“泉佐野市中庄のだんじり祭り”

 

 

ブログ


祭礼日の変遷

祝日である体育の日が、何故、10月10日に設定されたのか、それは雨の降る

降水確率が低いと言う理由からであり、泉州地方一帯で10月10日前後に
地域毎に
バラバラで行われていた秋の祭礼日の統一は、祭礼に乗じた青少年の
非行化を
防止する為、地域間における祭りの渡り(梯子)を防止する目的、
および
“地車”曳行時の交通警備や雑踏警備上の都合を掲げた警察署の意向も
あり、
祝日である10月10日を絡め、泉州地方一帯の秋祭りの祭礼日と
しました。


祭礼日を統一するメリットは、10月10日の体育の日だけに晴れの確率が高い、

そして秋の祭礼日に土曜、日曜、祝日が絡むので多くの人が祭礼に参加し易い、

祭礼日の統一で非行の温床となっていた、祭りの渡り(梯子)が防止できる等である。


これに対しデメリットは、民俗伝承である祭礼の実施日を何でもかんでも、

警察署の指導の下、この指止まれ式の祭礼日の統一は、祭礼を主催する地域住民の

民意から程遠く、やっぱり各地域の神社単位で行われていた、祭礼の独自性が

損なわれたことです。

今朝からまとまった雨、天気予報も降雨確率90%となると流石に当たる、
秋雨前線が
全開です。金木犀が香しい香りを放ち、秋を感じさせる冷たい雨が
降ります。
秋深しと云えば、朝夕の冷え込みに誘われ、山茶花や菊の花芽が
膨らんで来ました。



金木犀


小菊


稲穂の波


越し方の来歴

今日は秋祭り

夜空に名残太鼓が響く

だんじり祭りの蝉

受け継がれる伝承文化

先人の知恵に学ぶ

安全委員のスパイラル

歴史の証人達

友垣との友情は風化しない

地域の絆、お地蔵さん

だんじりと壊れ窓

ビジョンを持つ


 


超し方の来歴に戻る