祭礼安全委員のスパイラル“泉佐野市中庄のだんじり祭り”

 

 

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祭礼安全委員(世話人)と負のスパイラル 

十年ひと昔とは、よくいったものです。街角で出会った知人から聞いた話しに
よると、
祭礼運営の在り方、つまり連帯と絆の取り方が、一変し、様変わりして
いるらしい。

昨年、安全委員(世話人)に出て来ないとの理由で喧嘩沙汰になったとか!!
強制力を働かすことの出来ない祭礼の役割である、安全委員会に出て来ないとの
理由で
喧嘩沙汰になったこと自体、人が寄り付かなくなる負の連鎖が始まった
予感がします。


街角で出会った知人は、安全委員は、楽しくないので今年の祭りは、参加しないと
語って
いました。また、一人、だんじり祭から去って行きます。
祭礼運営は、雇用契約で結ばれる、仕事と違い、役割を勤めことで報酬か有る訳で
なく、
無報酬のボランティアで行うものであり、役割の分担に強制力が働かない。
安全委員会は、祭礼の日に、町内会の評議員、若頭の上がり、町内の人々等、
各方面から
沢山の人々が集い、だんじりが曳行する道路の交通規制を協働する
役割を担います。


ある一定の人数が集まらなければ、交通規制の役割を果たすことができません。

安全委員の役割は、だんじりの安全曳行に欠かせない重要な役割ながら、
だんじりの
曳行から離れた地味な役割であり、祭礼に参加する人々にとり魅力ある
役割とは言い難い、
祭り好き程、嫌がるポジションでもあります。

それ故に普段から親睦と連帯の絆を深め、楽しく役割を勤める工夫がなければ、

安全委員会に人々は集まらない。人と人の繋がりを活発に旺盛にし、楽しく集う
工夫(仕掛け)
がなくなり、集まる人が少なくなる程、集まった人への負担は、
更に大きくなり、祭礼の
安全委員に人がより付かない負の連鎖に陥ります。


自主警備を担当する安全委員(世話人)


越し方の来歴

今日は秋祭り

夜空に名残太鼓が響く

だんじり祭りの蝉

受け継がれる伝承文化

先人の知恵に学ぶ

祭礼日の変遷

歴史の証人達

友垣との友情は風化しない

地域の絆、お地蔵さん

だんじりと壊れ窓

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