黒川庚申堂のヤマザクラ

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和歌山県紀の川市桃山町黒川に、市の天然記念物に指定されている古木のヤマザクラが満開を迎えています。
紀の川市桃山町黒川庚申堂に立っているヤマザクラ。樹齢300年の古木であるが、樹勢は極めて旺盛であり、
枝は大きく張りつめて庚申堂を覆う。市内随一のヤマザクラとして貴重で、市の天然記念物に指定されている。


黒川庚申堂の山桜






黒川庚申堂の山桜

古木は幹の先まで苔に覆われ、樹齢は、推定300年。以前は県道3号線から眺める事ができましたが、
10年程前から周りの杉の木に遮られ、坂を上った人だけが出会える隠れ名所となりました。


黒川庚申堂の山桜と椿

古木の足元には、ヤマザクラに見守られるように庚申堂が立つ。
その昔から、何世代にも渡って土地の人に愛されて来た桜がある。
ヤマザクラは、じっと佇み、土地の歴史を見守って来ました。
黒川庚申堂は、標高350bの山間部にあり、山桜は幹回りが3m程もある巨木、
この一本の枝ぶりで庚申堂を覆い尽くしています。


珍しい咲き方の椿です。

ヤマザクラの隣に八重の椿が咲いていますが、花芯が中央だけでなく、花弁の間からも出ている珍しい椿です。



黒川庚申堂へのアクセスは、桃山町の荒川中学校前交差点から県道3号線の桃山〜葛城線を、7KM程行った黒川峠を
南側に行った山里です。


地図



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