それぞれにある人生の楽園”人生の楽園”

 

 

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それぞれにある人生の楽園


観光農園花ひろば

人生の楽園には、田舎暮らしやそば屋、パン屋をすると言った決まった
パターンが有るわけでなく、
十人十色で人それぞれに人生の楽園が有ります。

今、病床に横たわり、痩せ衰えたこの人にも人生の楽園を訪ねる季節がありました。

観光農園を行おうと目標を立て、私と一緒にブドウや梨、蜜柑等、いちご、
柿の果実を栽培する
観光農園の下見を兼ね、何度も紀州路をドライブしました。
心沸き立つ楽しいひと時を過ごしました。








彼の父方・母方共に華麗なる名門の一族であり、この上ない程の財力・人脈に恵まれ、
人生の船出・旅立ちは、前途洋洋、順風満帆でした。彼は、印刷職人として人生の半ばを
折り返し、パソコンに押される印刷業界に見切りを付け、その後は、心機一転、
タコ焼き屋として活き活きと腕を振るう。

採算を度外視してまでも、粉、ソース、タコにこだわり、美味しいタコ焼きを
目指す日々、それだけに、客付きは良く、店の評判も上々でしたが、
場所を借りている店の大屋(スーパー)が相次いで倒産し、
店子のタコ焼き屋である彼は、止むなく廃業に至りました。


その後の彼は何をする訳でなく、朝は喫茶店のモーニングコーヒーで時を過ごし、
午後はテレビ番組の守をし、悠々自適の日々を過ごす内に病を得て、
泉南郡のとあるポスピタルで穏やかに病床に横たわり、
他者の助けが必要な介護を受ける身となる。


馬場大門のケヤキ並木

残りの人生をどう生きるかを考える時、それは健康であることが大前提になります。
身体を壊してしまえば、精神的にも落ち込んでしまい、楽しいセカンドライフなど
送れるわけがない。


これが彼の楽園なのか!! 
楽園を探し求め、訪ね歩いた行き先が、病床という人生のターミナルなのか!!
このことで明確に言えるのは、彼は、人生の楽園を支える、健康と云う大きな財産を
無くしたことです。


ホスピタル

探し求めて手にした楽園でなく、回復が望めない病を得て、
我が身を制御出来ない、諦めにも通じる境地を迎えている。
それでも命の燭を小さく燈し、命を頂いて生きている。
思い通りに行かないのもまた、それぞれに与えられた人生の道筋なのかも知れない。



りんくう公園





陽だまりスポット

蓮華草

アメリカザリガニ

ピアニシモよさようなら

平均寿命100才

終の棲家は田舎暮らし

黒川庚申堂のヤマザクラ

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