ずっと好きだったあの人と再会した 人生の楽園 |
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ずっと好きだったあの人と再会した 熊取町の珈琲館で隣の席の婦人から声を掛けられました。還暦を過ぎた ご婦人が懐かしそうに“もしかして○○さんとではないですか”とキラキラと 輝く笑顔で尋ねられました。相手が誰なのかとっさに思い出せませんでしたが、 知人に違いがないので正面から相手の笑顔を眺め、茶色勝ちの瞳にはっとし、 相手が誰なのか解り、感動が沸きあがり、思わず手を差し伸べ、 握手をしました。 青春の頁に感情を綾なして彩を添え、ずっと好きだった憧れの人でした。 お互いに夫々の道を歩み、40年以上の歳月が経過していました。 彼女のことは大切な思い出として忘却の彼方に仕舞われていました。 偶然に再会した初恋の人と、互いの近況報告をしました。彼女は十年前に夫と 死別し、私も十数年前に妻と離別していて互いに独り身でした。 帰り際にアドレスと携帯番号を交換し、また、お会いしましょうと再会を約し ながら、喫茶店を後にしました。 熊取町 珈琲館 小高いザンバラ公園から西の方向を眺めると、西の彼方に関西空港の ゲートタワービルが遠望できます。この場所は10代の後半に桜の木の下の ベンチで、あの人と将来の夢や希望を語らった思い出の公園です。 再会してから数日後に電話を掛けてドライブデートを申し込み、思い出のこの公園で待ち合わせしました。 ザンバラ公園は桜の名所です。桜の花は満開に咲いて一瞬に散って行きます。 人の人生も同じです。辛い事が続く中に満開に咲く一瞬があります。 彼女を待つ間、また会えるそう思うだけでも幸せに包まれました。 |
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