紀ノ川市 桜池の河童伝説 ”夢追い人”

桜池の河童伝説

 

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桜池の河童伝説

桜池は、和歌山県紀の川市北志野にあり、粉河寺、長田観音に並び、この辺りに於ける桜の名所として地域の人達に
親しまれております。桜池の切り立った土手に咲く淡い桜花と土手を囲む桃畑に咲くピンク色の桃の花との彩りの
コラボレーションが見事です。桜花と桃のコラボレーションが美しい桜池、花見に一押しの桜の名所です。


桜池の桜並木

春にはその名のとおり、たくさんの桜が咲き、美しく迎えてくれます。
桃の花や菜の花も咲き、桜と同時に楽しめる場所としても、おすすめです。


桜池の桜並木

桜池は、溜池と云うより潅漑用の多目的ダムに近く、通常の溜池と異なり、農耕地の潅漑だけでなく、地域住民の
飲料水としても活用されており、そのため、冬に水抜きを行い、池底を干すこともなく、1年中、満々と水が溢れております。
桜池は、和泉山脈から流れ出る谷川(松井川)を水源としており、豊富な水量が有ります。


桜池

その昔、桜池の補修を行うため、何十年振りかで池の″樋″を抜きましたが、水が流れず、放水ができませんでした。
なんと!両手を広げた程もある大きな蟹が取水口に張り付いていたからです。
大きな蟹を、取水口から払い退け、池の水を放水し、池の水位が下がり、池底が見え出すと、河童が姿を現し、
桜池を囲む森林に向かって一目散に逃げ出したそうです。
この逸話は、父から聞きましたが、真偽を知りたくて桜池の近くに住む知人に、この逸話の真意を確認した処、
桜池に河童伝説があり、古老より聞かされているが、一目散に逃げたのは、河童でなく、狸ですと答えてくれました。


享和元年水戸藩東浜で捕まったとされる河童


紀の川市桜池

兄の弘一と二人で桜池周辺へドライブに出掛けた時のことですが、桜池の真下を流れる、松井川を兄が指差し、
この小川で幼少の頃、鰻を取った!と懐かしそうに語っていました。兄の幼少期は、松井川の下流域にある
松井で暮らしていたと、語っていました。


紀の川市桜池

桜池は、紀州初代藩主、徳川頼宣によって築造された県下最大の貯水池。春にはその名のとおり、たくさんの桜が咲き、
美しく迎えてくれます。また、桃の花や菜の花も咲き、桜と同時に花見が楽しめる場所としても、おすすめです。
お花見客が少なく、のんびりお弁当を食べながら、お花見が楽しめ、また、バス釣りの施設が併設されており、
大阪方面からも釣り客が訪れています。


紀の川市桜池の地図



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