中小規模企業向けISO9001システム構築、簡素化をお手伝い ISO取得支援/ISO運用支援/ISOスリム化支援

 

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蝶が岳から臨む

ISO9001は製造業のみならず、様々なサービス業にも普及し、今や企業のマネジメントシステムとして最も浸透している規格と言えます。ISO9001が目指す顧客満足の向上を目指した継続的改善の考え方は、これからの組織の基礎となるべきものであると言えます。

大阪にあるISOコンサルティング会社です。弊社は、導入、文書システム構築、模擬審査等、個別コンサルティングからトータルコンサルティングまで、中小規模の企業のニーズに合わせた低コストなプログラムをご提供いたします。また、審査登録後の運用を考えた「現状に合わせたシステムの導入、現場本位のシステム構築」を基本方針としております。


1. ISO9001とは?

2. ISO9001取得のメリットは?

3. ISO9001取得は企業活動の中で本当に必要なものだろうか?

4. ISO9001取得活動は具体的にどのような作業をするのか?

5. 審査登録機関の選定について

6. 審査登録までの流れについて


1.ISO9001とは?

ISO9001とは、顧客満足を重視した仕組み(品質マネジメントシステム)を社内に構築することを要求した規格です。ISO9001を取得することで、顧客の要求や期待に応え、顧客満足度の向上を目指す改善活動が行われるため、結果的に製品やサービスの品質を高めることが可能となります。更に、各従業員が、企業側の論理で考えるのではなく、顧客側の立場になって考えることができるようになり、全社的な顧客中心の経営を実現する事ができます。

ISO9001は、いったん取得すれば終わりというものではなく、更にもっと良い仕組みになるように継続的な改善活動(PDCAサイクル)が要求されておりますので、日々、成長する会社作りにつながります。企業活動に問題が無いかどうかを自社だけで評価するのではなく、外部の第三者機関(審査機関)に監査を受ける仕組みもISOの特徴と言えます。


2.ISO9001取得のメリットとは?

ISO9001認証取得することで主に以下のような効果が見込まれます。

●顧客満足度の向上

●競合企業との区別化

●取引先からの要求をクリア

●企業イメージの向上、顧客の信頼度アップ

●業務手順の明確化、業務の責任権限の明確化

●業務上トラブルの軽減、作業効率化

●顧客サービスの向上、顧客クレーム削減

●外注先、アウトソース先など取引先の管理の徹底

●社内コミュニケーションの活性化

●従業員教育制度の策定

●目標管理制度の導入

●従業員の製品やサービスに対する品質意識の向上

●従業員の企業経営に対する意識の向上

上記例のように、ISO9001を導入する企業の取り組み次第で、企業にもたらされる効果は無限大です。但し、効果が思ったほど得られない企業様も中にはいらっしゃいます。メリットを生みだすかどうかは、SO9001を導入される企業様の決意とISOに取り組む姿勢に大きく左右されるのです。


3.ISO9001取得は企業活動の中で本当に必要なものだろうか?

御社は、現在以下のような問題をかかえていませんか?

○会社の経営体制が整備されていない。
○組織がうまく機能していない。
○部門間のトラブルが耐えない。
○事業継承のための備えが万全ではない。
上記のような経営システムに関する不安が御社に少しでもあるようでしたら、その解決策として経営改善ツールであるISO9001を有効利用されることを是非お勧めいたします。必ずや大きな効果をもたらすでしょう。

また、上記のような内部要因だけでなく、取引先からの要求(入札必須条件等)のような外部要因があれば、取得は取引上必要であると言えます。但し、その際に注意が必要な点としては、「他社も取得したから」また「(2.で例を挙げたような)メリットがあるらしいから」などという理由だけで取得するのは改善よりも認証取得だけが目標となり、経営改善にはほとんどつながりません。


4.ISO9001取得活動とは具体的にどのような作業をするのか?

経営の基盤となるシステム見直し活動であるとお考え下さい。ですから、経営基盤の見直しを求めている企業にとっては必要なものだと言えます。



5.審査登録機関の選定について

先ず、企業がISO9001の認証取得を決定した場合、審査を依頼し、実際に審査を実施するのは第三者審査機関である審査登録機関です。ISO9001に関して審査機関だけでも現時点(2003.09.26現在)でおよそ約50もの機関があり、ISO9001の取得を目指す企業は、その中から一機関を選択しなければなりません。審査を受ける側の企業はこの審査登録機関を自由に選択する
ことができます。

どの審査機関を選定するかは、審査機関の実績、コストパフォーマンス、サービス、フォロー体制などの条件を勘案して決定してください。日本の企業だから日本の認定機関(JAB)に登録されている審査機関でなければならないという取り決めも特にございません。
自社の業種や、企業の取引先や事業所拠点、貿易相手国に関する事項なども踏まえ、最適な審査機関を選択されることをお勧めいたします。
特に業種に関しては、皆様の企業が専門分野を持っているように審査登録機関にも得意、不得意分野があります。
また、審査登録機関には審査できる業種とできない業種がございます。審査を受ける企業様は、審査機関を即座に決定する前に、審査を実施できるかどうかをよく確認しておくことが大切です。


6.審査登録までの流れについて

各審査機関によって審査システムが異なりますが、代表的な例を紹介いたします。




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