ISO9001取得活動とは具体的にどのような作業をするのか?

 

 

 


ISO9001取得活動とは
経営の基盤となるシステム見直し活動であるとお考え下さい。
ですから、経営基盤の見直しを求めている企業にとっては必要なものだと言えます。
ISO9001取得活動は、大きく分けて以下のフェーズに沿って作業を行います。


 <現状把握>
ISO9001の規格を理解します。
自社の業務の流れを分析し現状を把握します。

 <システム構築(マニュアル化)
現状分析の結果に基づきISO9001規格に沿ったマニュアルや手順書・帳票類を
作成します。
規格は6つの文書と21の記録を求めておりますが、現在使っている帳票を有効利用する
ことで
手間を削減できます。もちろん、ISOが要求しているもの以外に必要な
マニュアルがあれば、
それらについても検討します。

 <システム運用>
作成したマニュアルや取り決めをもとに構築したシステムを実際に社内で運用します。
現場に意見を求めたり、担当者が定期的にチェックすることで、システムの改善を
図ります。

 <審査>
ISO9001のシステムが構築され問題なく運用されているかを審査してもらうために、
契約した審査機関から監査を受けます。


ISO9001は要求事項として大きく分けて以下のような要求がされております。

基盤となる品質マネジメントの仕組みについて
経営者が果たすべき役割について
経営資源(人材、インフラ、設備など)の運用管理について
製品やサービスの提供に関連する業務について
現状の製品(サービス)や仕組みの評価と今後の改善について

規格には具体的にどのようなことをしなければいけないのかは書かれておりません。
規格の本質を理解し、各企業の身の丈にあったシステム構築を心がけることが重要です。

また、規格に書いてあることは既に実施しているという企業様も少なくはありません。
ですから、規格の要求が満たされていない部分や自社の経営にとって今必要なものや
見直しを
図りたい部分を明確にして、PDCAサイクルとして組織で運用管理できるような
システムを構築して
いただきます。

 


中小企業とISO
もともと、中小企業は、優れた商品力や競争力をお持ちであるのに「マネジメント」の
基盤(PDCAサイクル)が確立されていないことがとても多い状況です。
それが、ISOを取得を通じて、会社全体の経営基盤を強くすることができますので、
有効なISOを導入をすれば、経営改善につながります。

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