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ISO取得の費用と期間
ISO9001取得期間は約8ヶ月~12ヶ月ぐらいが妥当です(標準的なカリキュラムでは 約10ヶ月コース)。もちろん半年以内でも取得は可能ですが、審査を受けるには 約3ヶ月間のシステム運用実績が必要となりますので、半年ではかなりハードな スケジュールとなりそうです。取得に向けたモチベーションが維持できる範囲で、 一気にシステム構築に取りかかれるのは約10ヶ月が最適だとも言えます。 また、費用面では主に下記の費用が発生します。 ・コンサルティング費用(コンサルティングサービスを利用する場合) ・内部監査員養成費用(コンサルティングサービスの中に含まれていない場合) ・審査費用(予備審査+本審査+申請費用 他) ※取得後は維持・更新費用が発生します。
ISO取得費用の代表的な費用として 1.審査料 2.コンサルティング料 があります。 【審査料】 審査料は、原則として従業員規模によって変動します。規模が大きくなれば審査する 範囲も広がりますから、審査料も高くなります。 詳細は、各審査会社から「見積り」を入手することをお勧めします。
【コンサルティング料】 “コンサルタントの支援を受けないとISOの取得ができないのか”という 疑問にお答えします。答えは、「否」です。 コンサルタントの支援を受けなくても、自社で頑張ればISOは取得できます。 しかし、現実的には、大半の企業がコンサルタントの支援を受けて取得しています。 それは何故でしょうか? 答えは「効率化とコスト削減」です。 ISOを熟知している専門家が社内に存在しない場合、大変な労力が必要です。 コンサルタントの支援を受けた場合は通常1年弱で取得できますが、自社で頑張った場合は 1.5~2年はかかるとも言われています。 そして、知識のない方が策定するわけですから、できたものは当然不十分なものに ならざるを得ません。 運用してみたら、”矛盾だらけ”、”使い勝手が悪い”という現象を引き起こします。 つまり、社内の膨大な人件費(目に見えない費用ですが・・・)を使い、 中途半端なISOの仕組みを作り、運用に苦労してしまう、こうした企業が多いのが実態です。 こうした理由で、コンサルタントの支援を受ける企業が多いわけです。
自社のみでISOを取得することももちろん可能ですが、“身内”の視点だけでは経営課題の 本質に気付かなかったり、審査時に必要なマニュアルがない、逆に無駄なマニュアルを 作り過ぎて時間を浪費するなど従業員に過度な負担がかかりすぎる場合があります。 さらには、認証取得後の運用段階で使いにくいマニュアルになってしまう可能性があります。 従業員にかかる時間や人的な負担の問題、審査に過不足のないマニュアルをいかに効率的に
つくるか、ISO9001を今後の経営改善にいかに役立てるか、などの観点から総合的に
勘案されることをおすすめします。
≫ISO審査の仕組み